0910出会い

　　２００９年10月・今月の出会い（出会った虫、光景、行事や新刊の紹介など）

１０月２５日。若い友人の牧野節子さんの新刊が出ました。『夢見るアイドル②』（角川学芸出版・つばさ文庫）
音楽でつながる子どもたちの群像が、明るいタッチで書かれています。作曲の仕方なども、ストーリーに
楽しく組み込まれていて勉強にもなりました。わたしには難しくて、作曲はできそうにないですが、子どもは凄いです。

１０月１８日。「こんにちは！渋谷の虫」取材で渋谷へ。風邪で咳と微熱が出ているので、
マスクをして代々木公園へ。何回も訪れる公園ですが、今日は初めてカラスよりもヒトが多い！と感じました。
原宿の駅から垣間見た「竹下通り」も、折り重なるようなヒトの群れ。でも、子どもの姿が少ないのは、
東京では学級閉鎖が相次いでいる新型インフルエンザのせいでしょう。

バラ園のバラの虫喰い。公園の消毒が少ないのは、有り難いことです。（右下の蕾はまだ無事）

どこへ行っても、ドングリが山のように落ちています。これだけのドングリがあれば、
代々木公園には、リスが住めると思うけど、問題はカラスなのでしょうね。

アシブトハナアブは日向ぼっこの最中でした。

マミジロハエトリの♂。イタドリの葉っぱの上で、こちらも日向ぼっこ。
前脚の間に、まふまふの固まりが２つ見えますが、これがクモの♂の生殖器です。

マミジロハエトリと同じ葉っぱに、もう１匹、珍しい虫がいました！「１１月の渋谷の虫」はなあんだ？
（ヒント＝キリギリスの仲間で、翅は美しい緑色。）

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１０月１５日。国分寺市在住の赤羽じゅんこさんの新刊が出ました。「ミキとひかるどんぐり」（国土社）。
憧れの友だちに本を貸したけど、なかなか返してくれない。言い出せないでいるときに現れたのが、３匹の小さなネズミ。
身近でよく起こる出来事を、子どもの気持ちに寄り添って丁寧に書かれています。つちだよしはるさんの絵も可愛いですよ。

こちらも国分寺市在住で、宅配の本屋さんでもある粕谷亮美さん、赤羽じゅんこさん、そのお仲間たちが出された本。
「母と子のおやすみまえの小さなお話３６５」（ナツメ社）。タイトル通り、一年中毎晩違う話が読めるように
工夫されています。よく知られた世界の童話や民話などを、コンパクトにまとめてあり、大人でも楽しめる本になっています。

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１０月１０日。本日で当ホームページは、丸７年を迎えました。あっという間の７年でした。
その間には色んな事があったのに、虫に励まされてここまできたような気がしています。
これからも元気な限り続けたいと思いますので、皆さまどうぞよろしくお願いします！

１０月９日の夜。高橋玄洋先生の「傘寿のお祝い」会に出席しました。
「視聴率の魔術師」と呼ばれたこともおありになる高橋先生。１３０人を超えるにぎやかな会でした。
奥様は少しも出しゃばらずに、いつもにこにこされている方で、ファンは私だけではなかった！と感じた夜でした。

この会は、玄洋先生の「台本お披露目」も兼ねていて、これまでに書かれた脚本がずらり！製本には丸々２ヶ月を費やされたとのこと。
たったお1人の方が製本なさったそうで、何もかもが新鮮な驚きでした。「繭子ひとり」だけで、ご覧の通り。

この日いただいた玄洋先生の著書「私の昭和　出会った人々」（「ユー企画印刷」）には、
先生の波乱に満ちた８０年がびっしりと書き込まれています。中でも被爆前後のご苦労には、胸が詰まります。
平和を願う、と言うのはたやすいけれど、被爆した方々には、ひと言では言い切れない無念さがあるのが伝わります。

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１０月３日。今夜は中秋の名月。東京はどんよりとした雲り空ですが、さて見えますかどうか。
まっ白いサラシナショウマが咲き始め、この花が咲くと、いよいよ本格的な秋を感じます。

☆☆☆☆☆

～～ヘイケボタル飼育日誌～～

１０月１０日。ヒラマキミズマイマイの殻が１５個に。１日に約１、５匹の割合で「食べられて」いるということ！
本日、別の水槽で飼っているヒラマキを２０匹、加えました。これで、２０日まで持つかどうか。
幼虫は日増しに大きくなり、食べる量もこれからは増えるばかりです。

１０月１日。所属している「蛍よもう一度の会」の会員の1人が、ヘイケボタルの孵化に大成功し、
仲間の会員に少しずつ分けてくれることになりました。わたしにも３０匹。
（持参してくれる段階で、ビンの中で２匹死んでいて、実質２８匹。体長約６、７ミリ）

ヘイケの幼虫は、去年飼育したゲンジボタルと違い、カワニナ以外の貝（ヒラマキミズマイマイ・モノアラガイ・タニシなど）も
食べるので、飼育が楽のようです。我が家ではヒラマキミズマイマイを増やしていたので、早速……。でも、かなり複雑な心境。

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