★★ホオズキカメムシ
2006・6・14 国分寺市自宅。この壁の下に ホオズキがある。佐賀ではカメムシのことを「フウ」と呼ぶ。ホオズキは「フウズキ」。 |
カメムシ カクカクシカジカ」デ」 ン」カタハッテ」 カミシモキテ」 カタヒジハッテ」アサクサデ」 ン」ホオズキイチデ」 ハチカッテ」 カクカクシカジカ」ホオズキャマルイ」 ン」カタツキチャツボニ」 マッチャヲイレテ」 ウリニャツメアリ」ツメニャツメナシ」 ンー」ヤーット」バカリニ」 屁ヲフルキミ」 〜西沢杏子詩集「虫の落とし文」より〜 |
|||||||||||||||||||||||||||| | ほおずきかめむし ほおずきの枝に しゃちこばって並んでいる 俺らに 触るな 俺らに 声をかけるな 俺らは 脅かすぞ 俺らは ぶっぱなすぞ 肩肘張った主張が高い しわがれた土色の声で 俺らに かまうな 俺らに 手を貸すな 俺らは 誰の厄介にもならん 俺らは 下の世話だって自分でやる 俺らから 離れろ 俺らに 近づくな ただし 俺らのほおずきだけは 枯らすでないぞ 〜西沢杏子詩集「虫の葉隠」より〜 |
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